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病院でもらえる薄毛治療処方箋と市販薬について解説!

薄毛を改善するための選択肢の一つとして「薬」を考える方もいますよね。
病院で薄毛の治療薬を服用すると、効果があるという声がある一方で副作用に悩まされたという方も。
薄毛の市販薬も種類が多く、どんな薬が自分に合っているのか迷うこともあるでしょう。

そこで今回はこれから薄毛改善のために薬の使用を考えている方に、「病院でもらう治療薬や市販薬にはどのようなものがあるのか」「副作用について」「薬に頼らない薄毛改善について」ご紹介いたします。

病院でもらう薄毛治療薬にはどのようなものがある?

病院でもらう薄毛の治療薬はいろいろな種類がありますが、主な薬を4つご紹介いたします。

プロペシア(フィナステリド)

日本皮膚科学会の『男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版』に記載されており、AGA(男性型脱毛症)の方に推奨されている薬です。
ジヒドロテストステロン(DHT)が生成されることにより脱毛が起こります。
フィナステリドはDHTを生成する5α-リダクターゼⅡ型という酵素の働きを阻害します。DHTが抑制されると抜け毛を防ぐことができます。長く使用するほど効果が高くなるというデータがあります。

ザガーロ(デュタステリド)

プロペシアと同じような効果です。
プロペシアが5α-リダクターゼⅡ型のみの阻害ですが、ザガーロは5α-リダクターゼⅠ型とⅡ型を阻害する効果があり、プロペシアよりDHTを強力に抑制します。
プロペシアより高い効果が期待できますが、治療薬の価格も高くなります。

ミノキシジルタブレット

塗り薬としても効果が科学的に証明されているミノキシジル。タブレットになり、飲み薬としても存在します。
食習慣や生活習慣の乱れで頭皮環境が悪い方の頭部の血管を広げ、血流を増やすことにより、髪の毛に必要な成分を頭皮全体に行き渡らせます。
発毛を促し、髪の毛を太くする効果があります。

パントガール(女性用)

女性用の薄毛治療薬として処方されることが多いパントガール。細胞代謝を活発にし、髪の毛を発毛する効果があります。
女性の70%が薄毛改善効果が見られたとも言われています。

 

参考:https://dcc-ncgm.jp/thinning-hair-internal-medicine/

 

薄毛に効果の高い治療薬でも、持病などで処方される薬は変わってきます。
治療薬を望む方は、病院で医師の指示に従い用法容量を守って服用してくださいね。

市販薬の薄毛治療薬にはどのようなものがある?

病院に通う時間がない、手軽に薬が欲しいなどの理由で市販薬を望む方もいるかもしれません。

 

病院でもらえる薬と市販薬の違いはどのようなものがあるのでしょうか。
病院でもらえる薄毛治療薬は飲み薬メインなのに対し、市販薬は発毛剤や育毛剤のように外用薬メインで販売されています。

 

市販薬の薄毛治療薬は種類別に分かれています。

育毛剤、育毛促進剤 医薬部外品。抜け毛の予防。
発毛剤 医薬品。発毛促進させる。
化粧品 頭皮や髪の毛を健やかに保つ。

薄毛改善するために、「頭皮を清潔に保ちたい」「発毛させたい」「血行促進させたい」「今は健康的な頭皮だけど薄毛予防のために使いたい」など、目的に合った市販薬を選んでください。

 

薄毛改善し発毛を望む方は「ミノキシジル」成分配合された塗り薬がおすすめです。
発毛効果が認められており、発毛や育毛効果が期待できます。

薄毛の治療薬には副作用がある?

薄毛改善効果のある薬でも、ほとんどの治療薬や市販薬に副作用があります。
病院で処方される治療薬のそれぞれの副作用をご紹介いたします。

プロペシア(フィナステリド) 肝機能障害や過敏症、生殖器障害が報告されています。
しかし生殖器障害は1~5%未満、肝機能障害や過敏症は1%未満なので、発症する症例数は多くはありません。
プロペシアを処方してもらうには定期的に病院に通うことになりますので、心配があれば医師に相談しましょう。
ザガーロ プロペシアと同じような副作用が確認されています。
ミノキシジルタブレット 多毛症や、かゆみ、低血圧、動悸めまい、しびれなど多くの副作用を起こすリスクがあります。
他のAGA治療薬に対し副作用が起こるリスクは高いと言われています。

パントガールは栄養の供給がメインの薬なため、副作用はほとんど確認されていません。

 

市販薬もアレルギーや持病により、副作用が出る場合もあります。
市販薬の中でも第一類医薬品は薬剤師がいる店舗でのみ購入が可能です。薬を使用する不安がある方は、薬剤師によく相談してから購入してください。

薄毛の薬に頼らないで薄毛改善することはできる?

薄毛の薬は改善が期待できる一方で、飲み続けないと効果がなく副作用の心配もあります。
個人差もありますが薄毛の薬に頼らないで薄毛改善することはできます。

 

おすすめなのは「生活習慣を整える」ことです。
食事バランスが悪かったり、生活環境が乱れていると、血行不良になり頭皮まで必要な栄養や血液が行き渡らず髪の毛が成長しません。
頭皮環境も悪くなり、薄毛が悪化します。

 

単品や脂っこい物を食べる方は、意識して野菜を取りましょう。
野菜だけでなく、きのこやお肉、魚などバランスよく食べることで、頭皮環境も良くなり、髪の毛が育ちやすい環境になりますよ。

 

また、適度な運動も大事です。
運動することにより血行促進され、頭皮に必要な栄養が行き渡ります。
薄毛の大敵のストレスも運動により解消されますので、いつもより少し多く歩くなど気にかけてください。

 

バランスの良い食事を食べて生活環境を整えると体質改善されて、髪の毛が生えやすい頭皮環境になりますよ。

まとめ

病院でもらえる薄毛治療処方箋にはプロペシア(フィナステリド)、ザガーロ、ミノキシジルタブレット、パントガールのように飲み薬メインで処方されることが多いです。

 

薄毛の市販薬は塗り薬などの外用薬が多く、抜け毛の予防や発毛促進させる薬など様々あるので、どんな用途かをきちんと把握して目的に合った薬を選んでください。

 

病院での治療薬でも市販薬でも副作用がでる可能性はあります。用法用量をきちんと守り、不安がある場合は、使用前に医師や薬剤師に相談しましょう。

 

また薄毛改善するのに必ずしも薬が必要なわけではありません。
生活習慣を見直し、規則正しい生活により薄毛改善することもあります。薬に抵抗がある方は運動やバランスの良い食事を意識して生活してくださいね。